まどか☆まぎかについてメモっておく

1話から10話あたりまでの情念と業の連なり、積み重ね。それを受けての、クライマックスでの少女の決意をもって神様が生まれ、世界がちょっと書き換わる。これは神話のありようですよね。神話として綺麗に片がついているので、ちゃっきりと切られてしまって…

プロジェクト・トリニティ

ブライトライツ・ホーリーランド (電撃文庫)作者: 古橋秀之,前嶋重機出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2000/01/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 74回この商品を含むブログ (66件) を見るブライトライツ・ホーリーランドで遂行される計画「プロ…

無題

キーワード編集のため。

ソリッドファイターの帯を考える

表側が あのころの空気を知る すべての格闘ゲームファンに捧ぐ 裏が 古橋秀之、唯一無二の青春小説!

中古ゲーム買うな、って何年前の思考か

・まこなこだいたいこっちに(yocc名義で)投じたコメントで書いたけど ・http://www.sside.net/2008/10/post_399.htmlこれって、10年以上前の日本のゲーム業界が羽振りが良かった時期の、メーカー様の思考そのものなんだね。 wikipedia:テレビゲームソフトウ…

コードギアス見てないんだけど

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080826/168874/ 抑圧した上で、突き破ろうとして出てくるのが個性だからです。 これは、方針としてはハズレ。大外れ。こういう「世界は自分の思うようには行かない」系の抑圧は、殻を突き破る一部の人間より…

踊るか、踊らされるか

どうせ躍らされるなら、最後まできっちり躍らせて欲しい。 株式会社ガンバ大阪のサポーター対応に思う。 何を甘えているのかと言いたいなぁ。 「クラブは企業体にすぎない」のは一面の真実、一方で、「クラブとサポは一心同体」も一面の真実でしょ。たかがそ…

ダークナイト

古橋秀之のブライトライツ・ホーリーランドを読んだ人は、映画館に足を運んで見てくるといい。 ダークナイトを見てきた人は、ブライトライツ・ホーリーランドを読むといい。 古橋の創造したスレイマンというキャラが、ジョーカーという概念を正しく受け継ぎ…

秋春制

げんなり。いやはやネットの速度は早い。とりあえずのメリットデメリットからそもそもの問題(結局は日程問題なのだ)まで一通り議論されてるんだから。 破綻する日程問題を整理する: 武藤文雄のサッカー講釈 鹿島ブログエトセトラ 秋春制・春秋制議論に終止…

サッカーの話

なんか吐き出したくなり、そういやここが放置してあるのを思い出しました。 ↓これ。 http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/etc/news/20080711-OHT1T00047.htm http://www.tokyo-np.co.jp/tochu/article/soccer/news/CK2008071302000164.htmlなんかもう、ドイツ…

フルハシのエッセイを読みつつ

エッセイはこれ。 「改竄事件」- 古橋秀之 で、以下の記事に対する言及です。 2007-10-18 これは王道が大事だよ、という話ではなく、サプライズやメタ展開で攻めるならば、それを読者が受け入れられるように周到な準備が必要だ、といったような話に思えます…

ブラックロッド いまさらの感想

ブラックロッド (電撃文庫)作者: 古橋秀之,雨宮慶太出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 1997/04メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 178回この商品を含むブログ (74件) を見る(一応アマゾンリンク。在庫ありませんが) 例によってネタバレ。もちろん…

DARKER THAN BLACK -黒の契約者- アニメ感想

今期唯一全話見通したので、せっかくなので感想を。とりあえず概略。DARKER THAN BLACK(以下DTB)は、超能力者によるスパイものアニメ。主人公黒(ヘイ、中国語読みなわけ。黒の契約者、とは彼のこと)とそのグループは、所属する諜報組織からの命令によっ…

名前を出すということ

・http://d.hatena.ne.jp/m_tamasaka/20070929/1191023224あー私も以前「編集も名前出せ」といいましたっけ。多分、作品作りにおいて編集さんが占める影響力の大きさから見て、編集さんが名前を出して仕事するという方向は、それほど間違っちゃいないとは思…

渾身の一撃というよりかは、「俺の急所にヒットする一撃」なんだと思う

・ラノベ作家が放つ渾身の一撃を味わいたい - ブログというか倉庫いや、いや、いや(笑) そんなんいくらでもありますよ。ただそんな作者が己の魂のみに忠実になって編集の干渉を排除してまで書きなぐったものなんて、そうそう面白いものにならないし、想定…

「魔法少女フォーマット」を自らはぎとったら……?

『魔法少女リリカルなのはStrikerS』と「世界観の穴」 - tukinohaの絶対ブログ領域 ほぼ同感。3期見てて思ったのは、「魔法少女モノ」というのがいかに強力なエクスキュース、言い訳だったか、ということ。リリカルなのはを「魔法少女モノ」として認識してい…

前回記事への反応

いろいろ反響があったんで反応したかったんだけど、都合悪く忙しくなってしまって綺麗に放置状態に。コメントしてくれた人すみません。コメントへの反応等も遅まきながらですがこちらに。 tek_koc 無茶なのはわかってますが、それでも文章側が絵を発注できる…

いや、読者じゃ駄目じゃん? イラストレーターも作品作る側に

だから、イラストレーターというのは、絵師である以前に第一号読者なのだ。 404 Blog Not Found:それ以前に、作品ちゃんと嫁>イラストレーター いや、読者じゃだめじゃん? この手のことを解決するには、もうイラストレーターを巻き込んで、ライトノベルと…

ネットにしかいない人格

たまにはパソコンを置いて、街へ出よう。俺のネットでの生活とリアルでの生活というのはどうしようもなく分断されていて、そこに行き詰まりを感じるなぁ……。 少し前から、「ネットにしかいない人格」をネタにSFをつくれないかと考えていた。リアルの付き合い…

電脳コイルを複合現実っぽく深読みする

電脳コイル絡みの感想をはてぶで拾って見て歩く。 やっぱり面白かったのはこのへん。 ■『電脳コイル』探索<1> 複合現実と強化/拡張現実 ミックスドリアリティとオーグメンテッド・リアリティ MR(Mixed Reality) & AR(Augmented Reality): ★究極映像研究所★ ■…

呪術とSF、電脳コイル

論を強引にもってくためには、あえて「偏見」と言う名の「仮説」を取り上げて、「電脳コイルとかけて、理系クリエイターの純粋な(ある意味能天気な)魔術、呪術への憧れ、信仰と解く」とぶち上げたわけ 電脳コイルとかけて、理系クリエイターの純粋な(ある…

タイトル変更

どうもノリがよくないのでタイトル変更。そう、考えてみたらラップなんぞはとても扱えるスタイルではないのだ。

冬の巨人 感想

冬の巨人 (徳間デュアル文庫)作者: 古橋秀之,藤城陽出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2007/04/10メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 77回この商品を含むブログ (145件) を見る前回素直に読めなかった、と書いたのはつまり、(以下ネタバレ)

冬の巨人読んだ

[rakuten:book:12036029:detail] 冬の巨人を読了。 ミールって旧ソ連の宇宙ステーションのミールが元ネタっぽい。ロシア語で「平和」または「世界」の意味なんだそうな。ミール - Wikipedia。閉じた世界、老朽化して廃棄されるところまで暗喩しているのかも…

ぷれいすてーしょんほーむ

次世代 3D オンライン・ユーザーコミュニティ「Home」今秋「プレイステーション 3」に向けサービス開始 | プレイステーション® オフィシャルサイト セカンドライフキラーとなるか?SONYが展開する『PlayStation Home』 | POP*POP ソニー、PS3用3D仮想世界「…

シスマゲ

超妹大戦シスマゲドン (1) (ファミ通文庫)作者: 古橋秀之,内藤隆出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2005/12/24メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 72回この商品を含むブログ (125件) を見る超妹大戦シスマゲドン2 (ファミ通文庫)作者: 古橋秀之,内藤…

創作における倫理な話

http://d.hatena.ne.jp/iris6462/20070225/1172365098 これを読んで、マルドゥック・スクランブルに出てくるヤラレ役の異常者グループのことを思い出した。俺はあれが、どうにも受け付けなかった。殺した相手の目玉だの生殖器だのといった臓器を手前の身体に…

ライトノベル史?

http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20070127/1169824810 http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20070217/1171736080ライトノベル評論は育っていないせいで、些細な話がおおごとっぽくなっちゃってたりするんだろうな、と思った。育ってない(らしい)、という話はこ…

母性と支配

http://d.hatena.ne.jp/psb1981/20070210/1171111723 愛の無い母性は支配と変わらない、て誰か言ってたな。母性そのものを肯定する物言いに対する反論だったと思うが。 そういえば、ビックブラザー的な人類の監視者コンピューターと母性的な人格というのはも…

都市伝説の味わい

私を食べて下さい。 元ネタかどうかは知らないが、よくにた短編漫画がその昔、WINGSに載っていた。 うろ覚えだが、あらすじはこんな感じだ。 一杯のクラムチャウダーをつくる描写で、物語は進んでいく。男はレシピを用意し、材料を買ってくる。 下ごしらえの…