前回記事への反応

いろいろ反響があったんで反応したかったんだけど、都合悪く忙しくなってしまって綺麗に放置状態に。コメントしてくれた人すみません。

コメントへの反応等も遅まきながらですがこちらに。

tek_koc 無茶なのはわかってますが、それでも文章側が絵を発注できるようになればな、なんてことをよく妄想しています。それこそ美少女ゲームのように。

それをするには――というのは、一方的に作家側からイラストレーター側に注文を出してイラストを仕上げてもらうには、たとえば絵コンテ描いたり構図を定めたりといったところまでを、作家さんがやれる必要がある気がします。まあ現実的ではないですね。そこまでいかなくとも、発注する側に絵に対する理解といいますか、少なくとも絵描きさんと絵に関することを会話できるスキルが必要だと思います。

そのあたりはamさんの発言の

am そういう意味では、絵を前提とした文章作成ができる訓練を積んでいる人でなくては(漫画原作者とかアニメのライター)難しいかもしれません。

このあたりにやや同感で、本当にそういう体制でやるようになったら、ライトノベル作家さんにはそういった能力が求められたりすることになるんでしょう。まあやっぱり、基本は絵描きさんとコミュニケーションとれる能力ということになるのだと思いますけれど。

前回の記事って、いちおう、イラストがとても重要である、と読者が感じているような状況では、作る側もそれにふさわしい体制、イラストレーターさんを製作体制のもうちょっと中心近くにしたほうがいいんではないか、という主張なわけですけれど。それがベストであるかはもちろんなんともいえない。いまのところ、絵描きさんへの人脈を含めた絵描きさんとの交流スキルをもっている作家は、多少のアドバンテージを得られる場合がある、ぐらいの話、ですかね……


ほか。

デザイナーさんの仕事については頭の片隅にちらっと浮かんだけどそのまま消え去りました。たぶん編集の内作でやってしまう感覚だった気がする。どうもそれは時代遅れの感覚だったようですね→ライトノベルの装丁におけるグラフィックデザイナーの比重の変遷 : ARTIFACT ―人工事実―


で。

自称・被害拡大コンビ(笑い)。 むしろ、川上稔さんを上げるべきなんじゃないでしょうか。

はてなブックマーク - crea555のブックマーク / 2007年7月3日

ええ。そりゃまあ、あれです。単に一番先に思いついた例であるというだけなんですが、あえて言うならあのコンビへのプッシュ含みです。わたしゃ「タツモリ家の食卓」を、発売された時期にすみやかに買わなかった(あのブラックロッドの古橋がコメディ書いたって読む気がしない、と三年ぐらい放置していた)ことを未だに後悔してるのです。そういうわけで、わたしはタツモリの続きを未だに待っています。