母性と支配

愛の無い母性は支配と変わらない、て誰か言ってたな。母性そのものを肯定する物言いに対する反論だったと思うが。


そういえば、ビックブラザー的な人類の監視者コンピューターと母性的な人格というのはものすごく相性が良い。
たとえば「地球へ…」では監視者コンピューターはマザー・イライザやグランドマザーなどと呼ばれるし、「銃夢」ではザレムの監視コンピューターメルキゼデグは、母性ゆえに狂い、ザレムを己の支配の行き届く揺り篭にしてしまう。
どうもこのあたり、ぐちょぐちょねちょねちょとしたあまり気持ちの良くないイメージがある。